台湾のコンピューター産業の脅威に触れる旅 (その3) |
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| さあ、いよいよ最終章です。
思ったこと、感じたことなど色々とランダムに書いて見たいと
思っています。 時系列はメチャクチャになっていると思いますが、面白いと思われるところ だけでも読んでみて下さい。 私の台湾旅行は最初、観光が主でしたがパーソナルコンピュータ(PC)に興味を持ってからは 観光はあまりしないで、光華商場、コンピューテックス台北とこの2箇所を重点的に 見て回る旅に変わりました。 コンピューテックス台北では色々な人やメーカーと 知り合いになり一緒に飲んだり食べたり、また大陸の本省人と台湾人とのことで もの凄い剣幕での話を聞いたり、色々な貴重な経験をしました。 ノートPCの修理が出来るようになったのも、KAPOK(現在のCLEVO)のYehさんの強力な バックアップがあったからです。 私がどんなにバラバラにしても「送ってくれば必ず直してあげる」 との保証を貰い変な自身を持ってノートPCを分解したことを思い出します。 そのおかげでPCの不良箇所をみつけて修理も出来るようになりました。 ノートPC用の クーリングファンとかマザーボードとかキーボード、ケース等も送ってきてくれましたので、 相当重症のPCでも修理することが出来ました。 後にYehさんの紹介で日本の輸入元の Utobia(現在のASI Utobia)から購入することになりますが (実はKAPOKは日本の三社に 製品を卸していたのですが、かなり煩雑になったようで、一社にして欲しいとの依頼があり、 そこで話をして当社の仕入れ価格は変更しないと言うことで、Utobiaとの取引が始まりました) そのUtobiaと修理の情報やノートPCの部品を融通しあったりして仲良くしてました。 そこの販売課長だった黒須さんとも親しくなりましたが、今はオランダで頑張っているそうです。 外資系の会社は、いつ何処へ行かされるか判らないなぁとつくづく思いました。 そんなこともあり、最初にBIOS設定を充分に習っていたので非常に楽に修理をすることが 出来るようにもなりました。 SVECのお陰でLANの配線やコネクタの接続方法なども 分かるようになりました。 当時としては珍しくあちこちで重宝がられました。
ある時、コンピューテックス台北 で昼食を食べる時にはいつも少し早めに、メイン会場の 二階にあるセルフサービスのレストランで食べるのですが、たまたま遅くなって行って見ると 長蛇の列でとても30分とか40分で食べられそうにありませんでした。 そこで1階にあった 臨時の売店で弁当を買って食べようと言うことになり、NuくんとChaoさんと三人で弁当を買いに 行きました。 種類はあまり無かったと思いますが、凄く目を引く弁当が一つ、 それはデッカイ鳥の骨付きモモ肉の照り焼きがご飯の中に一つだけ沈んでいるではないですか。 一つだけと言っても凄く大きいんです。 四角い防水の厚紙のような弁当箱にご飯を詰めて、 その上にチキンのモモがドカーンと乗っていて隅のほうにチンゲン菜が少し、多分タマゴも あったと思います。 その弁当を3つ買って(多分1個 2〜300円だったと思います)それを持って 2階の休憩コーナーに行ったのですが、一杯だったので仕方なく2階の通路の手すりの ボーダーに座って食べました。 そんなとこで弁当を食べている日本人は、皆無だったと思います。 その弁当が、それこそもの凄く美味しかったと記憶しています。 Nuくんとたまに会いますが、必ずその話になって、2人で「もう一度食べたいなぁ」と言って 懐かしく思い出しています。 また食べて見たい台湾料理に必ず入っています。 それほど美味しかったことを、思い出します。
以前、第四部に出てきましたがNuくんの台中旅行記を少し披露しましょう。 台北国際空港(桃園國際機場)の到着ロビーに出た時、Nuくんの名前を書いた大きな カードを持って迎えに来ていた人がいました。 Nuくんはロータリークラブに入っていて 日本を出る時に会長からメッセージを預かって来ていたので、台中の次期会長にそれを渡しに 行くとのことでした。 日本の会長から台中の会長予定者に連絡はしておくからとの事でした。 その時彼は「リムジンで台中から迎えにくるからビップ待遇だ。」と聞かされていたようです。 その人とロビーで出会って、「コーヒーでも如何ですか?」と流暢な日本語で尋ねられたので、 すぐにOKして空港の端にあったセルフサービスの喫茶店に行って談笑しました。 その時になんか変だとは思ったのは空港の2階の大きな喫茶店ではなく、地元の人が行くような 小さな店でしたから。 そこでなんとなく話をしていると私に「Nuくんを貸して欲しい」 との事だったので彼とロータリーの件ですから私には関係ないので 「どうぞお連れ下さい」と軽く返事をして、彼と一緒に行くのを送り出しました。
あとで聞いたのですが、彼はリムジンはリムジンでもリムジンバスに乗せられて台中に 行ったそうです。 そう言えば後で気がついたのですが「彼らの行った方向には駐車場は ないけどなぁ」と思いながら見送りました。 台中ロータリーの次期会長が迎えに来るのですから 私も、Nuくんも随分期待していたのですが、Nuくんの落胆は大きかったと思います。 泊まったところは国民宿舎のようなところで、山の中で景色は綺麗なところだったそうです。 その時の私はYehさんの紹介で圓山大飯店(グランドホテル)に泊まっていました。 私が烏来の山奥で宴会をしていた時、彼は台中のレストランでラーメンを食べていたそうです。 Nuくんの朝食は、会長予定者の方と見晴らしの良い駐車場で、月餅を2人で半分にして 軽い朝食を取ったそうです。 その後、彼は台北に帰って来た訳ですがどうも随分と期待外れの 台中旅行だったようです。 台北車站(台北駅)に彼を迎えに行って圓山大飯店に案内して チェックインした時に彼は感激していました。 その後、海鮮料理を食べに行きNuくんは とっても喜んで彼にとっては大満足の台北滞在が始まったようです。 Nuくんの一言「なんで空港で、その日のうちに帰してくれ。と言わなかったのか」と 問い詰められましたが「私はロータリーのことは良く解らないし、ビップ待遇だと聞いて それを信じていたから」と答えて、彼を台北駅でお迎えしました。
もう一つ、NuくんとChaoさんの珍道中を・・・。 彼等は台湾山地の真ん中を抜けて、花蓮から台中までを車で横断しました。 太魯閣国立公園から中部東西横貫公路(8号線、14号甲線)を通って、日月潭を通り 台中へ抜けたようです。 途中谷底が見えないほどの高い山の上を通ったそうです。 台湾の観光案内には中部東西横貫公路を通る時は、天候に充分に注意して通るように、 と書いてあります。 雲の上のような高いところを通るので天候によっては通行止めになるようです。 そんな凄い高い峠を抜けて多分、南へ新高山(現在は玉山)を望みながら雲の上をドライブ したろうと思います。 途中で、ラジエーターの水が噴出し、山の水を汲んで乗り切ったそうです。 また、途中のドライブインでは丁度観光バスが着いたそうで、日本と同じく団体客用に 席が用意してあって、その中に混じって一緒に食事をしたそうです。 勿論タダで。 台湾のレストランは焼きビーフンが何ヶ所かに山に盛ってあり、それをそれぞれ自由に 自分のさらに取って食べるようになっているそうです。 見事な食い逃げになったようです。 お金を払うつもりで堂々と入って堂々と出たので、全くドライブインの人には判らなかったようです。 日本人の海外旅行では、余り聞かない話なので紹介しました。
また、私とNuくんとChaoさんの3人で光華商場へ行った時の事です。 私はChaoさんに 車で待って貰って、Nuくんと光華商場に行こうと思っていたのですが、Nuくんが行きたくない というのでChaoさんと2人で行くことにしました。 車を駐車禁止の場所に置いてNuくんに 運転席に座って貰って、Chaoさんと2人で喜んで光華商場に入って行きました。 暫くして、と言ってもだいぶ経っていたのでしょうNuくんが真っ青な顔をして運転席に居るでは ありませんか。 言葉も多少震えていて、何かあったなと直感しました。 そこでChaoさんに運転をして貰ってその場を離れたのですが、彼の言うには「2人が行ったあと、 たまたまパロールが来て周りの車は、みんな車を出して逃げたけど、僕は言葉も、 標識も分からないのでどうしようもなく、只運転席に座って警官を見ていた」そうです。 そうするとパトカーから警官が降りてきて、車の周りをグルグル回って、中を覗き込んで そのうち何もしないで立ち去ったと言う事でした。 その話を聞いてChaoさんに聞いてみると Chaoさんは彼の友達から車を借りていたそうですが、その友達が只者ではなかったようです。 車のナンバーを調べて警官も深入りは避けて、OKになったようです。 台湾とは、摩訶不思議な処だなぁと感心するやら、ビックリするやらのNuくんの経験でした。
次に、ある時3人で食事に行こうとChaoさんに誘われて行ったことがありますが、あれは 圓山大飯店の近くだったと思いますが、いつも行っていたところは普通の海鮮レストランで 二、三階建てで一、二階が店になっていたのですが今回は確か平屋だったと思います。 前面に大きな道路が通っていて三叉路になっているところだったと思います。 両方の道路にはわりに大きな歩道があったと思います。その店に行って驚いたのは、 調理場とエビやらカニやら魚といった海鮮が店内にあり、客席の大半は歩道上にありました。 歩道の上にビーチパラソルを広げて、テーブルとイスが並べてありました。 お客さんは、そのテーブルに着いて料理を注文するのですが、その占拠の仕方が余りにも 大胆なのに驚きました。 通行人はそのテーブルの間を縫っていくわけですが、 そのこと(歩行の邪魔と食事の邪魔)を双方、意に介せず平然と歩いて行く歩行者あり、 テーブル乾杯を続けている客ありと言うようなことでした。 それが全く普通の常識だったようです。 日本でも博多の中洲のように屋台が並んで歩道に店を出しているところがありますが、 台北の場合はもっともっと大胆に、自分の敷地の中に店を開いているようでした。 でも、暑い台北の夜の路上レストランは一味も二味も違った趣と言うよりも驚きがありました。 そのようなレストランや大規模な夜市が開催されるのは、とにかく何でも安いんです。 物価が安いのが台湾の都会の人の家庭料理離れを起こしていると思います。 台北、台中、高雄のような大都会の殆んどの人は家で料理を作らないそうです。 たまに年寄りに聞いてみると、ある程度の年配以上の方はやはり家で作って食べるようですが。 しかし、朝早くから屋台が出て、朝粥を始めとして殆んど何でも食べることが出来るようです。 安くて、美味しい屋台のような外食産業が大変発達して凄いバイタリティーがあるなぁと感じ、 しきりに感心したものです。 私も食べることが大好きですが、彼らのほうが私より数段うえ のように思いました。 彼らの元気は、食べることからきていると思いました。
また、あるとき私の良く知った人の紹介で台北の中年の夫婦に観光案内をして貰ったときのことです。 最後の明日帰るという時に、夕食に招待されてご主人が釣って来た魚を料理して 出してくれました。 その他色々なものが並んでいましたが、家庭で浸けたザーサイがとても 美味しかった覚えがあります。 食事が済んで一家四人(息子さんが二人いました)とお茶を 飲みながら話をしていたんですが、ご主人が明朝ゴルフに行こうと言い出して「私は明日の 昼の飛行機で帰るから無理だ」と言うと、それに間に合うように空港に送るから と言うことで無理やりゴルフをして帰ることになりました。 それを聞いていた奥さんは 「それじゃこれから私たちとボーリングに行こう」と言うことになり、これも丁重に断ったのですが 聞きいれてもらえず、長男の運転する車でボーリングに行きました。 その日のうちに終わらず ホテルに帰ったのは夜中の1時ごろでした。 帰ってからすぐに荷物をまとめましたが 寝るのは2時を過ぎてしまい、私にはすぐのように思えましたが朝6時前にフロントから電話で 迎えが来ましたと連絡があり、この時は眠くて眠くて這うようにしてベッドから出て チェックアウトをし、6時半にはホテルをあとにしました。 その後、コンビニでおにぎりを買って 車のなかで食べたのですがさすがに台湾人ですねご主人は奥さんの手料理で朝ごはんを 食べて来ていました。 私は1時過ぎの飛行機だったので12時半には空港へ着くように お願いしたら「OK、OK大丈夫」と言うことで、かなり不安ながら8時前にゴルフのプレーを 開始しました。 途中休憩なしで18ホールを済ませ慌てて空港へ行きました。 出発40分前でした。 カウンターでチケットを貰い、2階の出発ロビーに走ってあがり、 通関して全速力で走り搭乗口に着いた時には、殆んどの人が搭乗を済ませ、係員が 「もう搭乗する人はいませんか?」とマイクで呼んでいました。 空港の中で全速力で走ったのは 台北空港ぐらいだと思います。 なんとか飛行機に乗ることができ安心したのか、昨夜からの 疲れがどっと出てそのまま機内食も食べずに、起きた時は大阪空港に着陸していました。 もの凄く、疲れた旅でした。 ちなみにその時のゴルフのスコアは92でした。 台湾の人のバイタリティーの凄さを肌で感じた台湾旅行でした。
最後に、台湾での美味しい果物の紹介をしておきましょう。 台湾では色々な果物をたくさん 目にして食べることが出来ます。 スターフルーツ、マンゴー、ライチ(レイシ)、バナナ、 ドリアン(輸入物のみ)等々と美味しい果物がたくさんあります。 私はすっぱいリンゴのような スターフルーツはあまり好きではありませんが、よく冷やしたライチはとても甘くて美味しいので 大好きです。 ドリアンは最初に出会ったときにもの凄い臭いがして驚きました。 まるで汲み取りトイレの中に入ったような、それはひどい臭いでした。 でも店の人に 「騙されたと思って一口食べてみなさい」と言われ嫌々食べてみると、一口食べると臭いは全く 気にならなくなり甘くてとっても美味しいと思いました。 不思議な感覚でした。 台湾のホテルには部屋に注意事項として、「ドリアンは部屋に持って入って、部屋の中では 食べないで下さい」と書いてありました。 持込も禁止のようでした。 お気をつけ下さい。 私はもう一度食べる機会があっても、無理やり勧められない限り食べないでしょう。 他のものはなんでも頂きます。 台湾での色々な経験を書いてみました。 これを参考にして、これを読まれた皆さんが良いたびをされるよう願っています。
参考までに台湾の紹介をしているサイトのリンク集を下記に入れておきます。 台湾コンピュータ関係リンク 台北市コンピュータ同業協会 北市コンピュータ協会 東京事務所 COMPUTEX TAIPEI 2008 CLEVO SVEC ASI UTOBIA
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